まずは、選手成績一覧から。
 

ベテラン好きの自分にはめずらしく、20歳代前半ぐらいの若手が活躍。
しかし、それは一方で、20得点のHoesen、１５アシストのSheelenというレンタル組が来季はいないということ。
これをどう補うかが鍵か。

トップ下・FWのポジションは大幅に補強しなければならないだろう。
また、DMはVoorn以外本職でないde Boer(CB),Wagemakers(WBR),Ricksen(DR)といった面子で回してきた。
上位リーグではこういったところの差が結果にでることも十分考えられるので、
本職のアンカータイプの、ボール奪取力のあるDMが複数ほしいところだ。

一方、Geenen、Shakisonら、若手のSBが成長し、Ricksenなどの出番を完全に奪った。
来季はGulpen、Voss、Trstenaら18～20前後の成長を促しつつ、
降格しないような堅い戦いを展開できるバランスを確保できるかがテーマになるだろう。

一番の期待はずれはGommans。
FWのエース候補だったが、開幕時の「スペランカー体質疑惑」は的中。
出番を与えなったというより、怪我でぜんぜんフィットが上がらなくて使いたくても使えなかったというのが真相。
予想していたので、早々に2トップを諦めてHoesenの1トップに切り替えたので実害はなかったが。
Gommansは移籍が決定。
Hoesenはレンタル延長を打診して相手クラブ（Fulham）の許可が下りたのだが
本人がもっと高いレベルでのプレーを希望して契約に至らなかった。
残りのFWはほとんどU20の、光るものはあっても総合力でまだまだトップでは不安のある選手ばかり。
来季、どのようなFWを補強するかが大きなポイントとなりそうだ。

一方、予想外に活躍したのは、当初アマ契約だった右WGのOfranyか。
かなり攻撃のアクセントとして利いていた。
攻撃陣の主力としては唯一チームに残るので、彼がエール・ディビジでも通用するか楽しみだ。
また守備ではde BoerをDMで起用することが多かったので、
CBはDreesenとJanssenのコンビが多かった。
Janssenが若いながらも十分な活躍を見せてくれたのは大きな収穫だ。

練習設備の増強が発表。３００M（3億円）もの予算を投入。
今期、カップ戦で優勝できたことの経済的な恩恵はかなり大きい。
 

最終順位。
2位以下のプレイオフではまさかの9位が昇格ｗｗｗ
アイントフォーヘンとかショックだろうな・・・ｗ
リーグ最多得点、最少失点だが、攻撃の主力が抜けることを考えると不安が残る。
実際、


チームから得点王、アシスト王がでたが、二人ともレンタルで来季はいない。

 

これがエール･ディビジの成績。
AZがAjaxを抑えて、3年ぶりの優勝。
安田のフィテッセがなんと3位。がんばった。
日本人と縁の深いVVVはなんとか降格回避。来季は同じ舞台で戦うことになる。
 

というわけで、今季の総括でした。
次は補強＋ヨーロッパリーグ予選の模様をお伝えします。